嫉妬ヨイヨイ
あれダメこれダメ、ルールでしょ。心の中に住んでいる代官さまが色々指図する。
代官さまが決めたルールから外れていると心を鞭打たれ、一人身悶え。罪悪感でいっぱいに。さらには、他人にも同じルールを期待してしまい、相手がそのルールから逸れると、ひどい、傷つけられたとか騒ぐ。怒ったり、恨んだり、もー大変。だんだん代官さまも優しくなってきたわいな、と思っていたら、最近周りでそれがあらわになっていくのを感じる。私も白黒合戦参加して、気がついて謝ったり、謝って欲しかったり。あらら相手も実は白黒合戦に参戦してるからお互い様さま。大体はどちらも一人相撲の滑稽さ。
でもさ、この代官さまってどこから来たの?神様の使いじゃありゃあしませんよね?あなた。何だか各家庭に代々受け継がれて来た代官さまがいて、それぞれが白か黒か戦っているように見える。
これが正しい、これが正義じゃ、と、言う人って自由を奪うし、怒るし、罪悪感に火をつける。どんなに正しく見えたとしても、それって本当に本当なの?正しさって、育った家庭や、文化や、国民性、県民性とか色々違って本当はみんな違ってみんないい、っていうアレじゃない?そう自問自答。
何だか最近、正しさの白さが際立つとその影の濃さにぞぞってなるわ。代官さま、も一回聞くね、あなたはどっから来たの?
ワンコたちが自分の番を待ちながら、軽く毎回嫉妬している。目つきでわかるよ。嫉妬が積もり積もって不平等を感じたら、んがーっとなってルールが生まれるのではなかろうか?
そう、この不平等感こそが何とも危険な香りを運ぶ。みんな持ってるメジャーのメモリが違うのよね。一人一人が足るを知るって、大事かも。聞いてるか?ワタシ。
本当は腹の空き具合はみんな違うし、味の好みも違う。みんな違ってみんないいっていうアレが、いろんなシーンに当てはまっているような。みんな自由だ、それがいい。うん、それがいい。
白黒が素早く回って灰色に。中間色、灰色最高。灰色ってよーく見るとすべての色が光って見える。左手に寛容右手に寛大。心で彫ってグレーでいましょ。ね。
うん。